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医療・保健

トゥレット障害を含むチック障害

トゥレット症候群(TS:Tourette’s Syndrome)はTSと略されることもあります。多種類の運動チックと一つ以上の音声チックが1年以上にわたり続く重症なチック障害です。通常は幼児・児童・思春期に発症します。多くの場合は成人するまでに軽快するといわれています。

  • 運動チックとは

突然に起こる素早い運動の繰り返しです。目をパチパチさせる、顔をクシャッとしかめる、首を振る、肩をすくめるなどが比較的よくみられ、時には全身をビクンとさせたり飛び跳ねたりすることもあります。

  • 音声チックとは

運動チックと同様の特徴をもつ発声です。コンコン咳をする、咳払い、鼻鳴らしなどが比較的よくみられ、時には奇声を発する、さらには不適切なことばを口走る(汚言症:コプロラリア)こともあります。
※このような運動や発声を行いたいと思っているわけではないのに行ってしまうというのがチックの特徴です。

トゥレット症候群についての詳細な説明は、以下の資料をご参照ください。