「発達障害の理解のために」啓発パンフレットのご案内
発達障害者支援法は、発達障害のある人が、生まれてから年をとるまで、それぞれのライフステージ(年齢)にあった適切な支援を受けられる体制を整えることや、この障害が広く理解されることを目指しています。
発達障害の原因は、まだよくわかっていませんが、脳機能の障害として考えられています。小さい頃からその症状が現れるため、早い時期から周囲の理解を得て、適切な支援や環境の調整を行うことが大切です。発達障害に関する正しい理解を広めるため、啓発パンフレットを作成しました。このパンフレットでは、発達障害者支援法で支援の対象としている障害を中心に説明しています。
なお、平成30年6月に世界保健機関(WHO)から、国際疾病分類の第11回改訂版(ICD-11)が公表されました。この公表を受け、加盟国は分類の翻訳など自国での適用へ向けた準備を開始しており、我が国においてもさまざまな検討が進められているところです。ICD-11の適用はまだ先であるため、本パンフレットでは、発達障害者支援法で定義されている名称を用い、必要に応じて、DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)で定義される名称等と補足を加えています。
啓発パンフレット「発達障害の理解のために」
啓発パンフレット「発達障害の理解のために(ルビあり版)」