就職に向けた相談先や支援機関などを知る
就職に関する主な相談窓口
これから就職をしたいと考えている方に向けた職業相談窓口を紹介します。
本格的な求職活動で活用できる相談窓口
ハローワーク
民間の職業紹介事業などでは就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担っています。また、地域で働きたい方、すでに働いている方、人を雇用したい企業の総合的な支援機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。
- 全国のハローワーク一覧(厚生労働省)
新卒応援ハローワーク
大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生や、これらの学校を卒業した方を対象に、学校との連携のもと、就職支援ナビゲーターによるきめ細かな支援など、さまざまなサービスを無料で行っています。ナビゲーターはハローワークにおいて、または高校・大学などに出向いて、学生・生徒への就職活動の相談、職業適性検査、就職活動についてのセミナー開催などにより、新卒者・既卒者一人ひとりの就職を支援しています。また、企業を訪問しての求人開拓、地域の中小企業と新卒者などとのマッチングを実施しています。
- 全国の新卒応援ハローワーク一覧(厚生労働省)
わかものハローワーク
全国の「わかものハローワーク」、「わかもの支援コーナー」、「わかもの支援窓口」では、正社員を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に就職支援を行っています。
- 全国のわかものハローワーク一覧(厚生労働省)
本格的な求職活動の準備段階などで活用できる相談窓口
若年者のためのワンストップサービスセンター(通称:ジョブカフェ)
都道府県が主体的に設置する、若者の就職支援をワンストップで行う施設です。若者が自分に合った仕事をみつけるためのいろいろなサービスを1か所で、もちろんすべて無料で受けられる場所です。現在、46の都道府県が設置しています。就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介などさまざまなサービスを行っています。また、保護者向けのセミナーも実施しています。ジョブカフェという名のとおり、カフェの気分で一度立ち寄ってみてください。
- 全国のジョブカフェのホームページ(厚生労働省)
地域若者サポートステーション(通称:サポステ)
「働きたいけど、どうしたらよいのかわからない・・・」、「働きたいけど、自信がもてず一歩を踏み出せない・・・」、「働きたいけど、コミュニケーションが苦手で・・・不安」、「働きたいけど、人間関係のつまずきで退職後、ブランクが長くなってしまった・・・」など、働くことに悩みを抱えている15歳~49歳までの方の就労を支援しています。厚生労働省が委託した全国の若者支援の実績やノウハウがあるNPO法人、株式会社などが実施しています。
- サポステ[地域若者サポートステーション]について(厚生労働省)
在学中の方へ
高等学校、大学、専修学校などに在学されている方は、これまで卒業した先輩の就職までの道のりや思い、現在の働く姿を知ることは、進路を考える上で貴重な資料となります。しかし、先輩たちに突然連絡をするのは避けましょう。仕事で忙しいなどの事情から今は連絡してほしくないかもしれませんし、後輩とはいえ見ず知らずの相手からの連絡に困惑する人もいるかもしれません。まずは就職や進学などに関する学内の相談窓口(学生支援室やキャリアセンター、進路指導室など、学校により呼び名はさまざまです)に相談してみてください。