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指導・支援

学習障害(LD)のある子どもの指導・支援

学習障害は、障害そのものの社会的な認知が十分でなく、また、一部の能力の習得と使用のみに困難を示すものであるため、「単に学習が遅れている」あるいは「本人の努力不足によるもの」とみなされてしまったり、子ども自身が周囲に気づかれないようにカモフラージュしたりするなどの状況から、障害の存在が見逃されやすい状況があります。まずは、障害の特性に応じた指導や支援が必要であることを保護者や学校教育関係者が認識する必要があります。とくに、早期からの適切な対応が効果的である場合が多いことから、低学年といった早期の段階で学級担任がその特性を十分に理解し、適切な指導や必要な支援の意義を認識することが重要です。