福祉分野において、非行や犯罪をした障害者への支援が広がりはじめてから10年以上が経過しました。
この間、支援に携わる人が次第に増えてくるとともに、当事者には多様で複雑化した支援ニーズがあることが認識されるようになってきました。一方、支援の目的や方法、具体的な対応のあり方などについての情報を得たり、議論したりする場はまだまだ限られています。そこで、この領域での実践に関連する課題について
参加者の方とともに考え、学ぶ機会として実践者研修会を企画いたしました。
今回は、「トラウマインフォームドケア」をテーマとして基調講演と鼎談を開催するとともに、テーマ別に演習形式での3つの分科会を実施します。トラウマの存在を認識し、「トラウマを理解した対応」をするとはどういうことなのか。新たな視点を参加者の皆さんと共有できればと思います。日ごろより支援に携わっている皆さんの参加をお待ちしています。
基調講演 令和3年12月1日(水)~令和4年3月15日(火) オンデマンド配信
タイトル「トラウマインフォームドケア ~対象者と支援者・組織の安全を高めるアプローチ~
講師 大阪大学大学院人間科学研究所 准教授 野坂祐子氏
鼎談 令和4年2月15日(火)~令和4年3月15日(火) オンデマンド配信
講師 大阪大学大学院人間科学研究所 准教授 野坂祐子氏
立命館大学法学部 教授 森久智江氏
国立のぞみの園 参事 水藤昌彦氏
分科会 令和4年2月17日(木)9:30~16:00 ライブ配信
第1分科会 女性とトラウマ
第2分科会 非行・犯罪と虐待
第3分科会 地域における多職種連携
※研修の内容および申込等の詳細についてはこちらの国立のぞみの園の研修ページをご覧ください。