小児期発症流暢症(吃音)

吃音(Stuttering)とは、一般的には「どもる」ともいわれる話し方の障害です。なめらかに話すことが年齢や言語能力に比して不相応に困難な状態であり、下に示すような特徴的な症状(中核症状)が一つ以上あるものをいいます。小児期と成人期では吃音症状が異なることが多く、成人では周囲に気づかれないこともあります。

  1. 反復(単音や単語の一部を繰り返す)(例:「き、き、き、きのう」)
  2. 引き伸ばし(単語の一部を長くのばす)(例:「きーーのうね」)
  3. ブロック(単語の出始めなどでつまる)(例:「・・・・・っきのう」)

症状は幼児期に出始めることがほとんどですが、中には思春期ごろから目立つようになる人もいます。

幼児期からどもりはじめた人の過半数は、学童期あるいは成人するまでに症状が消失したり軽くなったりしますが、成人後も持続する場合があります。思春期から症状が目立ち始める人は少ないですが、器質的な原因の場合もあるので医療機関などで相談することをおすすめします。

(注)吃音は、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類第10改訂版(ICD-10)において「通常小児期および青年期に発症する行動および情緒の障害」に分類されています。

吃音に関する詳細な説明は、以下の資料をご参照ください。