乳幼児期
乳幼児期のお子さんについて相談したいとき
まずは、頼れる味方の“保健師さん”へ
子育てや、お子さんの発達で心配なことがあるときは、まずは保健師に相談しましょう。保健師による子育てに関する全般的な相談は、市区町村の保健センターや子育て支援センター(子育て世代包括支援センター*)などで行われています。
*子育て世代包括支援センターでは、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を行うために、妊産婦や保護者のさまざまな相談の総合的な相談窓口として、保健師などの専門家が対応しています。全国の市区町村で設置が進められていて、お住まいの市区町村での実施状況は、こちらから確認できます。
- 子育て世代包括支援センターの実施状況(こども家庭庁)
乳幼児健診(乳幼児健康診査)はとても大切です。
乳幼児健診は、発達障害の特性があるお子さんを早期に適切な支援につなぐための、とても大切な機会です。お子さんに合ったかかわり方や家庭でできる工夫を知り、お子さんの成長を一緒に見守ってくれる支援機関・支援者につながるきっかけにもなります。集団健診の会場には保健師がいますので、気になることを相談してみましょう。
また、自治体によっては、乳幼児健診とは別に、親子で通う教室などを開いている場合もあります。そこでは、保健師や心理士などがお子さんの様子をみながらご家族の相談にのったり、一緒に成長を確認しあったりしています。
身近な場所にも、専門の相談員がいます
自治体によっては、心理士などの専門の相談員などを配置・派遣して発達相談を行ったり、発達障害について知識を有する巡回支援専門員*などが子どもや保護者の集まる場を巡回して相談に応じたりしている事業を実施している場合もあります。ただし、実施体制はそれぞれの自治体によって違うため、保健師や役所の窓口で確認してください。
* 巡回支援専門員についてはこちらをご覧ください。
- 巡回支援専門員を活用した効果的な子育て支援のために(発達障害情報・支援センター)
乳幼児期のお子さんの発達を支援する専門機関
お子さんの状況によっては、相談の場で、児童発達支援センターや療育センター、医療機関、発達障害者支援センターなど、より専門的な機関を紹介されることもあります。
- 児童発達支援センターとは(独立行政法人 福祉医療機構 WAM NET)