保護者・家族向け
ご本人がひきこもりの状態にある場合の相談先について
2021年8月19日
さまざまな要因が複雑に絡むことによって、ひきこもりがち・ひきこもりの状態になる場合もあります。ご家族の抱える心配やご本人のつらさは、きっととても大きいことと思います。
もし、ご本人が相談機関の利用を望んでいないときなどは、まずはご家族だけで先に支援機関を訪ねてみるのもよいでしょう。ご家族としてご本人をどう理解し関わっていくのか、将来に向けた準備などを支援者と一緒に考えていくことは、大切な第一歩となります。
保健所、保健センター
保健所や保健センターでは、全てのライフステージの精神保健相談を行っています。こころの病気やひきこもり、家庭内暴力などの相談にも対応しています。地域で安心して生活をしていく上では、保健師は頼れる味方です。
子ども・若者総合相談センター
「子ども・若者総合相談センター」では、おおむね15歳から39歳までの若者が抱えるさまざまな悩みや問題に、関係機関と連携しながら相談に応じています。
内閣府のホームページでは、子ども・若者支援地域協議会に関する情報がまとめられています。
- 子ども・若者総合相談センター所在地一覧 (こども家庭庁)
ひきこもり地域支援センター
ひきこもり地域支援センターは、ひきこもりに特化した相談窓口として、都道府県、政令指定都市に設置されています。センターでは、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師などの資格を有するひきこもり支援コーディネーターが、ひきこもりの状態にある方やそのご家族からの相談に対応し、必要な情報提供などを行っています。
- 「ひきこもり地域支援センター」の設置状況リスト(厚生労働省)
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