iADL

iADLはinstrumental Activities of Daily Livingの省略形で、「手段的日常生活動作」と和訳されています。日常生活の基本的な動作であるADLに対して、もう少し複雑な動作と判断をともなう応用的な動作のことで、具体的には電話による通話、買い物、掃除、洗濯、交通機関の利用、金銭管理などの動作をさします。

最近では、ADLよりもiADLが重要視される傾向が、特に介護分野ではあるようです。iADLの低下はADLに課題が発生する前段階であることから、iADLの維持がADLの低下を予防すると考えられています。しかし、発達障害の方は往々にして得意なこと、不得意なことの差が著しく、できること、できないことのバランスが極端な場合があるので、一概にそうともいえません。

発達障害のある方のiADLに関する課題はADLと同様、本人との合意形成のもとで個別の対応が基本になります。できることは伸ばし、できないことは配慮するということが発達障害のある方への基本的な対応になります。