医療・保健
発達障害の医学的な情報や、医療従事者や保健分野の支援や制度についてご紹介します。
自閉スペクトラム症
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:ASD)は、人生早期からの社会的コミュニケーションの困難さや行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が認められる神経発達症の一つです。ここではASDについて説明します。
注意欠如多動症
注意欠如多動症(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:ADHD)は、注意持続や順序立てて行動することの苦手さ、落ち着きのなさ、待つことの苦手さ、行動の抑制が難しい等の特性が複数の場面で認められ、日常生活に困難を伴う状態です。ここではADHDについて説明します。
限局性学習症
「医学的定義である限局性学習症(Specific Learning Disorder)はSLDと略されることがあります。ここではDSM-5-TRをもとに説明をします。
※学校教育法における学習障害は
「ホーム>支援者>教育>特性の理解>学習障害(LD)」
をご覧ください。
発達性協調運動症
発達性協調運動症(Developmental Coordination Disorder: DCD)は、神経疾患がないのに協調された運動スキルの獲得や使用が困難で、学校生活、遊びなどの日常生活活動を阻害している状態です。はさみや食器の使用、書字、スポーツがうまくできないなどに問題が生じやすいです。
トゥレット症を含むチック症
チック症(Tic Disorders)は突発的、急速で反復的、非律動性(リズミカルではない)の運動あるいは発声を指し、通常は幼児・児童・思春期に始まります。 なかでも、多彩な運動チックと一つ以上の音声チックが1年以上続くものをトゥレット症(Tourette’s syndrome)と呼びます。
小児期発症流暢症(吃音)
吃音(Stuttering)とは、なめらかに話すことが年齢や言語能力に比して不相応に困難な状態です。小児期と成人期では吃音症状が異なることが多いです。
医療受診の意義と診断までの流れについて
発達障害にまつわる診断は医療機関でおこなわれます。医療機関を受診することの意義と、初診から診断説明までの一般的な流れを示していきます。
諸外国の「発達障害」の用語の使用と支援の概要
日本の「発達障害者支援法」に定められている主な障害が、諸外国の法律においてどのように呼ばれ、定義されているのか等を紹介します。