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就職に向けた準備を始める

就職しゅうしょくを考かんがえている方かたへ

本格的ほんかくてきな就職活動しゅうしょくかつどうに入はいる前まえに、押おさえてほしい4つのステップすてっぷがあります。ひとりで抱かかえ込こまずに、必要ひつように応おうじて専門家せんもんかに相談そうだんする、支援機関しえんきかんを活用かつようするなどして無理むりのないスケジュールすけじゅーるを組くみましょう。大学だいがくや高等学校こうとうがっこうなどに在学中ざいがくちゅうの方かたは、まずは学生支援室がくせいしえんしつや進路指導しんろしどうの先生せんせいに相談そうだんすることをおすすめします。

 

〇職業しょくぎょうの方向性ほうこうせいを決きめる 自己理解じこりかいと仕事理解しごとりかい

ステップすてっぷ1:自分じぶんを知しる

実際じっさいに働はたらき・暮くらすのは自分自身じぶんじしんです。まずは将来しょうらいの夢ゆめや希望きぼうと、今いまの自分じぶんの姿すがたを整理せいりすること、いわゆる自己分析じこぶんせきから始はじめましょう。自己分析じこぶんせきでは、これまでの生いき方かたやエピソードえぴそーどを振ふり返かえり、性格せいかく、大切たいせつに思おもうことや価値観かちかん、行動傾向こうどうけいこうなどを整理せいりし、自分じぶんの強つよみや配慮はいりょ、支援しえんが必要ひつようなことなどを掘ほり起おここします。発達障害はったつしょうがいの特性とくせいの一ひとつに、想像性そうぞうせい・イマジネーションいまじねーしょんの困難こんなんさ(相手あいての気持きもちを想像そうぞうする、他者たしゃから自分じぶんがどうみえているかなどの理解りかいの難むずかしさなど)があります。ご家族かぞくやご自身じしんをよく知しる他者たしゃ(学校がっこうの先生せんせいや医療機関いりょうきかん、支援機関しえんきかんの方かたなど)から、客観的きゃっかんてきな意見いけん(強つよみなどのアピールポイントあぴーるぽいんとなど)を教おしえてもらいましょう。

あまり耳みみなじみのないことばかと思おもいますが、就業支援しゅうぎょうしえんに関かんする専門用語せんもんようごで”職業準備性しょくぎょうじゅんびせい(レディネスれでぃねす)”ということばがあります。働はたらく上うえで必要ひつようとされる能力のうりょくを「疾病しっぺいや障害しょうがいを管理かんりする力ちから」、「日常生活にちじょうせいかつを遂行すいこうする力ちから」、「職業生活しょくぎょうせいかつを遂行すいこうする力ちから」、「職務しょくむを遂行すいこうする力ちから」の4つに分わけ、苦手にがてさや困難こんなんさがある場合ばあいは、必要ひつように応おうじて訓練くんれんで能力向上のうりょくこうじょうをはかったり、支援しえんや周囲しゅういからの配慮はいりょにより補おぎなったりすることで、働はたらくために必要ひつような準備じゅんびが整ととのうという考かんがえ方かたです。今いまの自分じぶんにどのような能力のうりょくがあるのか、どの部分ぶぶんで周まわりからの手助てだすけが必要ひつようかを考かんがえるヒントひんとにしてみるのもよいかもしれません。詳くわしくは、関連記事かんれんきじの「職業準備性しょくぎょうじゅんびせい(レディネスれでぃねす)とは」をご参照さんしょうください。

 

〇雇用市場こようしじょうの調査ちょうさ 適性把握てきせいはあくとターゲットたーげっとの絞しぼり込こみ

ステップすてっぷ2:企業きぎょうや仕事しごとを知しる

「この業界ぎょうかいで働はたらきたい」「この企業きぎょうで働はたらきたい」と目標もくひょうがはっきりしている方かたであれば、実際じっさいに働はたらいている方かたの話はなしを聞きいたり、職場しょくばを見学けんがくさせてもらうことをおすすめします。また、ほかの業種ぎょうしゅや企業きぎょうにも視野しやを広ひろげてみてください。できれば同おなじように障害しょうがいがありながら働はたらいている先輩せんぱいから、職場しょくばや暮くらしの中なかで苦労くろうされた話はなしや周まわりの人ひとから助たすけてもらった体験談たいけんだんなどを聞きかせてもらいましょう。身近みぢかにそのような方かたがいない場合ばあいは、ウェブ上うぇぶじょうにある体験談たいけんだんなども参考さんこうになりますが、正ただしい情報じょうほうかどうかはわかりません。

地域障害者職業センターちいきしょうがいしゃしょくぎょうせんたーやハローワークはろーわーくなどでは、障害しょうがいのある方かた向むけの就職セミナーしゅうしょくせみなー、企業説明会きぎょうせつめいかいや職場見学会しょくばけんがくかいを随時開催ずいじかいさいしています。もちろんほかの人ひとの経験けいけんですから、そのすべてがご自身じしんに当あてはまるわけではないかもしれませんが、将来しょうらいの職業生活しょくぎょうせいかつのイメージいめーじづくりの参考さんこうになるでしょう。

まだ具体的ぐたいてきな目標もくひょうが固かたまっていない方かたも、職場しょくばで働はたらく方かたから講話こうわを聞きくことや、障害しょうがいのある方かたの働はたらく姿すがた、暮くらしぶりを知しることから始はじめましょう。当事者とうじしゃの経験談けいけんだんを聞きくためには、当事者会とうじしゃかいや就労移行支援しゅうろういこうしえんなど、多おおくの人ひとが集あつまる場所ばしょを訪たずねてみてください。

また、地域障害者職業センターちいきしょうがいしゃしょくぎょうせんたーでの職務試行法しょくむしこうほう(職業評価しょくぎょうひょうかなどを目的もくてきとした職場実習しょくばじっしゅう)や就労移行支援事業所しゅうろういこうしえんじぎょうしょでの職場実習しょくばじっしゅう、学校がっこうでのインターンシップいんたーんしっぷの機会きかいは、自分自身じぶんじしんの職業上しょくぎょうじょうの可能性かのうせいや将来しょうらいの職業生活しょくぎょうせいかつで押おさえるべきポイントぽいんとなどを明確めいかくに知しる良よい機会きかいです。

 

〇求職活動きゅうしょくかつどう 

ステップすてっぷ3:職場しょくばを知しる

業種ぎょうしゅや企業きぎょうなどの志望先しぼうさきを絞しぼり込こめたら、次つぎはターゲットたーげっとである業種ぎょうしゅや企業きぎょうに関かんする、より具体的ぐたいてきな情報取集じょうほうしゅうしゅうの段階だんかいです。セミナーせみなーや会社説明会かいしゃせつめいかいは、興味きょうみのある業界ぎょうかい・企業きぎょうをチェックちぇっくする、就職活動しゅうしょくかつどうの実質的じっしつてきな第一歩だいいっぽです。基本的きほんてきなマナーまなーやルールるーるも確認かくにんしておく必要ひつようがあります。インターンシップいんたーんしっぷの機会きかいなどを積極的せっきょくてきに活用かつようし、実際じっさいの職場しょくばでどのように働はたらくのか/働はたらき続つづけられるのか、職場しょくばの雰囲気ふんいきはどうかなどの生いきた情報じょうほうを得えるようにしましょう。

障害特性しょうがいとくせいなどで配慮はいりょが必要ひつような場合ばあいは、企業きぎょうに個別こべつに相談そうだんすることもできますが、企業きぎょうに対たいする要望ようぼうや依頼いらいを適切てきせつに伝つたえるためには、学生支援室がくせいしえんしつやハローワークはろーわーく、就職エージェントしゅうしょくえーじぇんと、就労支援機関しゅうろうしえんきかんなどの支援機関しえんきかんを通つうじて相談そうだんすることをおすすめします。

ステップすてっぷ4:採用さいように向むけた対策たいさくをする

まず、資格要件しかくようけんや採用試験さいようしけんの内容ないようなどを確認かくにんします。会社説明会かいしゃせつめいかいの段階だんかいで履歴書りれきしょ・エントリーシートえんとりーしーと持参じさんという場合ばあいもあります。自分じぶんの将来しょうらいを左右さゆうするかもしれない1枚まいと思おもい、基本きほんを押おさえた履歴書りれきしょを1枚まいつくっておくとよいでしょう。

また、自分じぶんの障害しょうがいを開示かいじするかどうか、一般雇用いっぱんこようか障害者雇用しょうがいしゃこようのどちらにするか、職場しょくばで配慮はいりょしてほしい点てんは具体的ぐたいてきに何なにかなどを整理せいりし、考かんがえておく必要ひつようがあります。さらに、筆記試験ひっきしけんや面接試験めんせつしけん、実技試験じつぎしけんなど採用試験さいようしけんに向むけた準備じゅんびも必要ひつようです。業種ぎょうしゅによっては資格しかくの所持しょじが条件じょうけんとなる場合ばあいもありますので、よく確認かくにんしましょう。

就職活動しゅうしょくかつどうも大詰おおづめを迎むかえ、決断けつだんしなければならないことも増ふえ、そのためのスケジュール管理すけじゅーるかんりや思考しこうの整理せいりが必要ひつような時期じきです。履歴書りれきしょの作成さくせいや面接試験めんせつしけんなど、就職活動しゅうしょくかつどうにともなうストレスすとれすも増ふえるでしょう。そのため、生活面せいかつめんや健康面けんこうめんの管理かんりもとても大切たいせつです。学生支援室がくせいしえんしつやハローワークはろーわーく、就職エージェントしゅうしょくえーじぇんと、就労支援機関しゅうろうしえんきかんや医療機関いりょうきかんなどとこれまで以上いじょうによく連絡れんらくを取とり、相談そうだんすることをおすすめします。